インプラントとは
歯科治療における「インプラント」という言葉が広く知られるようになってきました。インプラントとは、歯を何らかの原因で失ってしまった時、その歯のない所に人工の歯を入れる1つの治療方法です。
歯肉の内部にある顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療方法となります。チタンは約3ヶ月〜6ヶ月で骨と直接結合する性質があるため、より自然の歯に近いかみ心地と美しい歯を手に入れられる治療法と言えます。

今までの歯がなくなった時の治療方法としては入れ歯やブリッジがあります。これらの治療方法は、かみ心地が悪かったり、ブリッジした歯に負担をかけてしまいますが、インプラントは天然の歯と同じかみ心地の上に、隣の歯などへの負担がありません。
また、入れ歯は年々合わなくなり作り直す必要もありますが、インプラントでは作り直す必要がありません。
保険外治療のため、費用が高額になってしまいます。
医療費控除が適用されます。医療費控除とは所得金額から一定の金額を差し引くもので、控除を受けた金額に応じた所得税が軽減されます。
インプラント治療の流れ



よくあるご質問
インプラント治療には、どのくらいの期間がかかりますか?
完全に治療が完了するまでは、4ヶ月~1年くらいかかるとお考えください。
骨粗しょう症という診断を受けたのですが、インプラント治療は可能ですか?
現在技術が進んでおり多くの場合解決できますが、正確には検査をしてからの判断となります。
インプラントを使用できる年数は、どのくらいでしょうか?
定期検診などでケアができていれば数十年持つ事は証明されています。
インプラントの手術は痛くないですか?
麻酔をかけて行いますので痛みはありません。数日の間、多少は腫れます。
インプラントを骨に入れることで、何か体に影響はありますか?
チタンの性質は腐食せず、体になじみ拒絶反応を起こしにくいものです。体に悪い影響はありません。