news

ジルコニア修復

こんにちは、6月後半に入り、梅雨入りですが、夏の気配もそろそろ近づいてきています 夏休みの予定などはもうたてましたでしょうか?
ぜひとも、それぞれの夏の思い出をたくさん作ってください!

今月はセラミック修復、特にジルコニアという素材について語っていきたいと思います
ジルコニア、20年30年前から歯科への応用について研究されてきたと思いますが、現在ではマテリアルの進歩の代表例といっていいほどの進化した素材です

以前は、セラミック修復というと長石系のセラミックを使用しており、金属の裏打ちベース面に焼き付けて修復していました
長石が多く含まれていて、透明感はありますが、もろく割れやすいデメリットがどうしてもありました。

e-max 2珪酸リチウムです。 長石系のセラミックは接着性はとても良いのですが、やや強度は弱く3倍程度の強さを持つe-MAXが登場しました。これによりセラミック修復の適応は大きくなりました。
ジルコニアはこのe-MAXよりさらに強い強度を持っています
ジルコニアとは、ジルコニウムの酸化物、二酸化ジルコニウムの事である。常態では白色の固体として存在する。常圧での融点が2700 ℃と高いため、耐熱性セラミックスの材料として利用されている。また、透明でダイヤモンドに似て高い屈折率を有するため模造ダイヤモンドとも呼ばれ、宝飾品としても用いられている。(wikipedia)

つまり別名(人工)ダイヤモンドともいわれています (知り合いの歯学部大学病院の修復治療専門講座の先生方が長年に渡り、日夜研究をされていたことも思いだされます、実現化のハードルも高かったように思えます。)
自動車や、スペースシャトルにも使用されることがあるほどの強度があり、審美性も最近かなり、改善してきています。 近年導入されているCAD/CAMシステムとの相性も抜群です
適応は限られるのですが、ほぼすべて部位でセラミック修復が可能になっています。 最近では、デンチャー(入れ歯)でもジルコニアを応用した技術が使われることがあり、良い治療成績につながるケースも
あります。 セラミック修復は、すべて自由診療とはなります。技術が進歩しておりメリットは相当あるといえます 自然な見た目(審美性)清掃性(綺麗に保たれやすい)周囲歯肉歯槽組織への
親和性適合性など ジルコニア修復セラミック修復、気になる方は、相談等、随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にご連絡問い合わせください

今村歯科・矯正歯科クリニック
TEL 055-273-6488

この記事をシェアする
診察時間 日・祝
9:00〜
12:30
14:00〜
18:30